第158回芥川賞に2018年1月16日、若竹千佐子さん(63)の「おらおらでひとりいぐも」(文芸冬号)と石井遊佳(ゆうか)さん(54)の「百年泥」(新潮11月号)、同直木賞には門井慶喜(よしのぶ)さん(46)の「銀河鉄道の父」(講談社)が選ばれた。
若竹さんは岩手県遠野市生まれ。岩手大教育学部卒。現在は主婦。「おらおらでひとりいぐも」はすでに文藝賞を受賞している。石井さんは大阪府枚方市生まれ。東京大学のインド哲学の博士課程を満期退学。インド在住。日本語教師をしている。「百年泥」はすでに第49回新潮新人賞を受賞している。門井さんは群馬県桐生市生まれ。同志社大文学部卒。06年『天才たちの値段』で作家デビューしている。
J-CASTはすでに「おらおらでひとりいぐも」と「銀河鉄道の父」について「BOOKウォッチ」で紹介している。
直木賞候補に上がっていた人気ロックバンド「SEKAI NO OWARI」のSaoriこと藤崎彩織さんの「ふたご」は受賞を逃した。