フィギュアスケート平昌五輪代表の羽生結弦選手(23)が、14歳当時に「パパ」という呼称を使用していたことがドキュメント番組で分かり、プライベートの一端を見たファンが「やばい萌え」と悶える一幕があった。
羽生選手は2018年1月15日未明(14日深夜)の「NNNドキュメント『絶対に勝ってやる!羽生結弦 自分への挑戦』」(日本テレビ系)で、密着を受けた。その中で、子どもの頃から書き続けている「スケートノート」がカメラに映る場面があった。
画面に映り込んだノート下部の「感想」
羽生選手は「これはジュニアの最初。順番的には...こんな感じかな」と言いながら、机上の5冊のノートを並べ替えた。順に「これはソチ(五輪)後くらいまで。これは『SEIMEI』の時で、これは最近...すごく使ってる感あるでしょ」と手に取って笑った。
小学生の時から書きためているというその「スケートノート」には、演技の注意点や気付いたことなどを記録している。「調子が悪くなって何が何だか分からなくなったときに、結構昔の自分の言葉を見て頑張っています」とヒントを得ることもあるようだ。
番組でカメラが映したのはジュニア時代の14歳当時の記述。「普通の練習の時の注意」として、トリプルアクセル(3A)について「バックアウトからふみきりに入るときに上体を動かさない」「左足を曲げる」といった細かい動作のポイントが書かれていた。
だが視聴者はまったく別の点にも注目していた。画面に映り込んだノート下部の「感想」にはこんな記述がある。
「パパにおととい怒られて、3Aであまりパンクしないようにしたら、3Aが久しぶりにきれいに飛べた」
「世界王者がパパいうてるやばい萌え」
父親のことを「パパ」と呼んでいたのではないかということで、プライベートを垣間見たファンからはツイッターで
「衝撃すぎた...世界王者...パパ...ありがとう...(錯乱)」
「羽生さんが『パパ』と書いてる事実だけでもう悶絶もんなんですが」
「お父様のことをパパと呼んでいるそうでほっこりした~世界王者がパパいうてるやばい萌え」
「パパ呼び発覚とか天使すぎて少なくともあと5億年は生きれるわ私」
といった反応が続出している。なお、ノートにある「パンク」はジャンプの踏み切りのタイミングが合わず予定より回転数が減る現象のこと。
競技に関する記述であることから、「パパ」はコーチのブライアン・オーサー氏への呼称ではないかという指摘もある。ただし羽生選手がオーサー氏に師事しているのは2012年からで、ジュニア時代は阿部奈々美コーチの指導を受けていた。
一方、そうして揺れるファンの中にも「これって本当に『父』のことなん?この文脈と流れで?っとな。てか、どうでもいいやん...超絶部外者の我々が本来は見ちゃいけないものを映してくれたんだから見所違う」と気にしない声も出ていた。