大阪大学は2018年1月15日、大学入試センター試験の監督者が国語の試験中に居眠りをして数回いびきをかき、監督者としての責務を果たせなかったとして、40代の大学院教授を訓告処分した。
これについて、林芳正文部科学相は16日の記者会見で、「大阪大学では昨年の入試にミスがあり、再発防止に向けた取り組みを実施しているなかで、今回のような事案が発生したのは大変遺憾」だと苦言を呈した。文科省は阪大に対して15日、「一層緊張感を持って入試業務に取り組むよう、厳しく指導を行った」という。なお、再試験は実施されない。