「ブログを公開してほしい」の声に本人は...
冒頭の謝罪ブログはその数時間後に投稿されたもの。「女性蔑視の意図は一切ありませんでした。ネット上でよく使われるネットスラングを軽率に用いてしまいました」と釈明し、反省の意をつづった。その上で「当事者である有本香さまは勿論のこと、私の発言でご不快な思いをされたすべての方に、重ねてお詫びを申し上げます。誠に申し訳ありませんでした」と謝罪の言葉を書いた。「ご本人、ならびに多くの方々からのご指摘をいただきました」と、このタイミングで謝罪に至った背景にも触れている。
また、音喜多氏はツイッターで14日、「公人として情報発信に限定範囲があるべきではないと考えを改めました。公人として私人の発言に対する態度も適当ではなかったと反省しております。以上より、限定記事は全削除し、今後も行いません」と宣言。15日現在、音喜多氏の「note」には「お詫びとお知らせ」と題された14日付の記事があるのみで、これ以前のものは確認できない。
だが、音喜多氏の謝罪ブログ中では「不適切なネットスラングを用いた発言」が具体的に何を指すかの説明はなかったため、ツイッターでは
「ブログの内容をすべて公開して欲しいです」
「削除じゃなくて、全公開が筋でしょ、その論理なら」
「不適切なネットスラングとは一体何? 情報公開が1丁目1番地と言う音喜多氏はそれを先ず公開して下さい」
といった意見が複数寄せられている。
こうした意見について音喜多氏はどう考えているか。J-CASTニュースの15日の電話取材に対し、「有料会員の方々がお金を払って購読してくださっていたものですから、今後続けないということになればクローズするのが妥当と考えています。仮にオープンにするのであれば、お金を払ってくださっていた方々にすべて返金するのかということになりますから、現実的にはないことになると思います」と答えた。また、有本氏について「SNSで謝罪の意を示していますが、お時間をいただけるのであれば直接謝罪したい」と話していた。