小林よしのり、芸人コメンテーターに「ムカムカ」 「ウーマン村本のこと?」

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   漫画家で評論家の小林よしのり氏(64)が、お笑い芸人がテレビのワイドショーなどで政治や時事問題を論じることについて、「吐き気がする」などと嫌悪感を露わにした。

   小林氏は2018年1月14日のブログで、「もともと頭が悪いから芸人になったはずなのに」と政治評論などの分野に進出するお笑い芸人を猛批判。こうした小林氏の持論について、インターネット上では「差別的」との指摘も出ている。

  • 小林よしのり氏(2014年9月撮影)
    小林よしのり氏(2014年9月撮影)
  • 小林よしのり氏(2014年9月撮影)

「善人ぶってる芸人を見ると...」

   小林氏は14日のブログでまず、「アホの坂田」こと坂田利夫さん(76)を絶賛。坂田さんはお笑い芸人の中でも「別格だ」と切り出し、

「飽きないし、ネタ以前のアホの真髄を極めた人間の可笑しさだ。これは一代限りの芸で、誰も越えられない。生身の人間でアホの坂田を超える芸人は出て来ないだろう」

と称えた。その上で、自らは漫画で「坂田超えをしたい」と考えているとして、「だからわしはギャグ漫画を描き続けなければならない」とも続けた。

   このように坂田さんの芸風を絶賛した上で小林氏は、活動の幅を広げる最近のお笑い芸人にも言及。芸人の絶対数が増えて「活躍の場が足りなくなった」可能性があるなどとして、

「(事務所側が)ワイドショーのコメンテーターに売り込んだり、政治評論家にしようとしたり、場を広げるのに躍起になっている」

と指摘した。

   さらに小林氏は「もともと頭が悪いから芸人になったはずなのに」と切り出し、

「ワイドショーや政治評論で、善人ぶってる芸人を見ると、ムカムカして、奴らが滅びるのも間もなくだと予感がする」

と嫌悪感を露わに。その上で、「芸人なんて河原乞食の末裔のくせに、常識振りかざして、コメンテーターしたり、超未熟な政治知識で正論こいたりしてるのを見ると、吐き気がする」(原文ママ)ともつづった。

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