サッカーの長友佑都選手が、レスリングの吉田沙保里選手がSNSで公開したトレーニングを実践し、「身体のコーディネーション能力が高まりそうです」と効果を実感している。
世界を舞台に活躍するトップアスリートが紹介、実践するトレーニングとはいったい――。
吉田選手でさえ息を上げて座り込む
吉田選手は2018年1月13日、レスリングの登坂絵莉選手から教わったという新しいトレーニングの動画をツイッターとインスタグラムで公開した。「体幹、バランスが鍛えられますよ!」と、効果を説明している。
トレーニングはうつぶせの体勢から始まる。まず、片肘と反対足のつま先だけで体重を支え、腰を浮かせて体をまっすぐに伸ばした状態にする。その際、もう一方の手足は体の高さで前後に伸ばす。その後、床を1回転し、先ほどとは別の手足をすばやく伸ばす。これを10セット繰り返し、最後はジャンピング腕立て伏せを10回行う。
対角線上の手足を伸ばすことがポイントのようで、吉田選手は「手と足が一緒にならないように気を付けてね!」とアドバイスを送っている。自身も途中何度か同じ手足が出てしまっていることから、高難易度なことがうかがえる。そのうえトレーニング終了後には、吉田選手でさえ息を上げて座り込むハードさだ。
見るからにキツそうなトレーニングに、SNSには
「これ絶対きつい!」
「すんげー最強!凄い!」
「さすが女王!!」
といった感想が書き込まれた。実践してみたという人は、
「ちょっとやってみたけど肩周りへの負担が思ったよりキツいっス」
と音を上げている。