金髪イメチェン挫折の松井玲奈へ愛のムチ 「ウルサイ厄介なオタは切り捨てろ!」

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   アイドルグループ「SKE48」「乃木坂46」のメンバーだった松井玲奈さん(26)。グループを卒業し女優に転身し、髪を金色に染めイメチェンを図ったが、1か月も経たないうちに辞めてしまった。

   「社会不適合だ」「仕事のことを考えてない」と言われたからだという。AKBグループ時代は清楚なロングの黒髪がトレードマークであり、そのままでいてほしいというファン心理がある一方で、アイドルを卒業し女優になったのだからAKBオタクの意見に惑わされずに「金髪のまま踏ん張るべきだった」といった感想も出た。

  • 松井玲奈さん(14年5月撮影)
    松井玲奈さん(14年5月撮影)
  • 松井玲奈さん(14年5月撮影)

アイドル時代の自分と決別したい?

   松井さんは2018年1月9日、「美容院へ行ってきました」とブログを綴った。年末に仕事に支障が出ないことを確認し金髪にしたけれども、ファンから社会不適合だ、仕事のことを考えてない、本気じゃない、と言われたという。

「昔の方が好きと言われてしまうのはしょうがない。今の私に魅力が足りないんだと思います」

とした。そして、仕事をする上で見た目は大事かもしれないけれど、大切なのは人間の中身であり、人間性が好きだと言われる人になりたいし、誰かに好かれる自分ではなく、自分が好きになれる自分でいたい、と、イメチェンが短期間で頓挫することになったことを愚痴った。

   松井さんは08年に「SKE48」オーディションに合格し選抜メンバーとしてデビュー、センターも務めた。14年からは「乃木坂46」メンバーとしても活動する。卒業したのは15年8月で、女優の道に進んだ。松井さんがトレードマークだったロングの黒髪をボブヘアに変えたのは16年1月。ドラマ「フラジャイル」(フジテレビ系)に出演するためで、「役者業を突き進む決意が伺える」などとメディアで報じられた。ではどうして17年末に髪を金色に染めたのか。それはアイドル時代の自分との決別だ。18年1月15日から放送のドラマ「海月姫」(フジテレビ系)の出演が決まり、「月9」ドラマ初出演だと気合が入っていた。役は鉄道オタクの「ばんばさん」で、アフロのカツラを被って登場する。

   松井さんは金髪にした理由を、

「自分の仕事に支障がない範囲で、新しい自分、好きな自分を探したい」

とブログに書いている。アイドル時代の清楚なロングの黒髪とは全く違ったイメージだ。しかし松井さんはファンから批判を浴びることになってしまった。

「そもそもアイドルじゃなくて女優なんでしょ?」

   金髪になったことについて掲示板には、

「SKEやAKBのコンセプトはなんだっちゅーの。クラスで2番めとか3番目の普通の女の子だっただろw 金髪ヤンキーとはコンセプトが違う」

などといった指摘が出た。また、

「ファンがキモオタなんだから金髪が不評なのは当然だろ。あいつらの好みは黒髪かせいぜい茶髪まで」

といった指摘がある。ただし、批判を受けすぐに髪をブラウンカラーに染め直したことについては否定的な意見が結構多い。

「そもそもアイドルじゃなくて女優なんでしょ。だったらキモヲタの不評とか無視してればいいじゃん」
「実力勝負だよ。ファンを無視しろとまでは言わないが、こんな小さなことで文句を言ってくる厄介な輩は切り捨てる覚悟も必要だろ」
「金髪にするなら、他人に何かアレコレ言われても気にしないような強いメンタルというか覚悟みたいなもんが無いと」

といった書き込みが出ている。「月9」の出演が決まり女優としての存在感を見せようとしても、松井さんを支えているファンはアイドル時代を知っている人が殆どで、当時の松井さんを要求してくる。そんなジレンマに松井さんは苛まされているのではないか、と心配するファンもいる。

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