2017年8月に惜しまれつつも販売を終了した牛丼チェーン・松屋の「ビビン丼」が、新たに生まれ変わって復活した。
18年1月9日から23日までの2週間限定で、全国の松屋(一部店舗除く)で販売される。販売元の松屋フーズ(東京都武蔵野市)の広報担当者によれば、今回の期間限定販売の動向を見て、レギュラー化を検討していくという。
「あれ?こんな味だったかな?」
2004年の発売から17年の終売まで、約13年間にわたって愛されてきた「ビビン丼」は、ご飯の上に豚肉やキムチ、半熟卵などのトッピングを乗せた一品。コチジャンの風味が利いた甘辛タレが味の決め手だった。
今回のリニューアルでは、メイン具材の肉が牛肉に変更。そのほか、新たなトッピングとして小松菜ナムル、根菜きんぴらを追加した。甘辛のタレは以前と全く同じものを使っている。価格は味噌汁付きで550円(税込)で、ライスの大盛は無料だ。
しかし、約5か月の空白期間を経て復活した「ビビン丼」を食べたユーザーからは、リニューアル後の「味の変化」に戸惑う声も出ている。
ツイッターやネット掲示板には、「ビビン丼復活は今年1番嬉しいニュース」「ずっと待ってた」と復活を喜ぶ声が相次ぐ一方で、
「確かにビビン丼なんだけど何となくこれじゃない感...」
「新しい松屋ビビン丼、おいしいけどかつてのジャンクフード感が足りない」
「あれ?こんな味だったかな?って感じだったわ。まぁ、どっちにしても美味だけど」
などの指摘も寄せられている。実際、1月10日朝時点でツイッターの検索欄に「ビビン丼」と入力すると、関連ワードの上から2番目には「違う」という言葉が表示される状況となっている。