「炎上から4カ月...。今の本音」――。人気YouTuberのヒカルさんがツイッターで、株式売買のプラットフォーム「VALU」をめぐる2017年夏の「炎上」騒動を振り返った。
騒動後の活動休止中に「待っててくれた人」を悲しませないためにも、今後は「炎上しないようにしたい」とした上で、「これからも暴れていく。ヒカルらしく」と「宣言」した。
「理不尽という言葉を使いたくなる」
ヒカルさんは2017年8月、個人の価値を株式に見立て売買するプラットフォーム「VALU」で、YouTuberのラファエルさん、いっくんさんとインサイダー取引に近い行動を取ったとして批判を浴びた。
3人は9月4日、謝罪動画を公開し無期限の活動休止を発表。ヒカルさんは11月18日に「あれから2ヶ月半が経ちました...」のタイトルで動画を投稿し、「これまでの良かった点はそのままに至らなかった点をしっかりと改善し今後は休止するようなことがないよう心掛けるつもりです」と活動を再開した。
その後、12月24日の競馬・G1レース「有馬記念」に1000万円を賭ける(馬券はすべて外れた)動画や、「鳥取和牛」の希少部位が詰め込まれた29万2929円(税込)の高級弁当「鳥取和牛まるごと独り占め箱~ギガ盛り~」を食べる動画を公開するなど、騒動以前と変わらぬ精力的な活動を続けている。
そんなヒカルさんが「炎上から4カ月...。今の本音」と切り出したのは、2018年1月9日。ツイッターで、iPhoneの「メモ」機能につづった長文(1196字)のスクリーンショットを公開した。
ヒカルさんはその中で、自身に「心ない言葉」を投げかけるネットユーザーを「アンチ」と呼称し、「自分が1やったことが10とか100になって自分の身に降りかかっているような感覚。理不尽という言葉を使いたくなる」と表現。
「これは受け取り手によっては鬱とか自殺とかに繋がるようなことやと思う」
「詐欺をしていないのに詐欺師と言われて、憶測で全て悪い方向に話を進められる」
などと説明した上で、「それでも前を向いて生きていくしかない」とした。
「(時代は)俺に追いつけてない」
ヒカルさんは一方、炎上騒動をきっかけに自身のプライドよりも「大事なことに気付けた」とし、「ちょっとでも自分に間違いがあったり非があれば謝るようになった」と自己分析する。
「活動休止して敵だらけの俺を待っててくれてた人が居てそんな人達のことをもう悲しませたくないから 炎上しないようにしたい」
そして、
「これからも暴れていく。ヒカルらしく。いつか好感度爆上げされるから覚えといて。時代は変わるから。まだ俺に追いつけてない」
と高らかに「宣言」した。
ファンはヒカルさんのツイートに、
「この言葉聞いて、涙が出ました。ヒカルさんは間違ってないと思います」
「ヒカルさんの動画はとても楽しくて毎日楽しみにしています。これからも頑張ってください」
とリプライ(返信)を送っている一方、ヒカルさんの言うところの「アンチ」は、
「正当化すんなよ」
「いや、詐欺したかは詳しく知らんが、悪い事したのは事実だと思うが 被害者ぶるのは止めろ」
と声を上げている。