カヌー・スプリントの鈴木康大選手(32)が2017年9月の日本選手権で、ライバルの小松正治選手(25)の飲み物に禁止薬物を混入させた問題で、小松選手が18年1月10日、代表合宿中の石川県小松市内で報道陣の取材に応じ、「(鈴木選手には)しっかり反省してほしい」と話した。情報番組「ノンストップ!」(フジテレビ系)がその模様を生中継で伝えた。
小松選手は17年10月にドーピング検査の陽性反応で暫定的な資格停止処分を受けた際、最初に相談したのが鈴木選手だったという。「自分がカヌーを始めた時からのトップ選手で、憧れの選手だった。ショックも大きかった」と述べた。
その上で「まさか日本でこんなことが起きるとは思ってなかった」と話し、「資格停止4年間という処分で東京五輪も無理だと思ってショックだった」と振り返った。