声優のマルチな芸能活動続く 「どうしてドラマに出なきゃいけないの?」声優、歌手の竹達彩奈さんに聞く【どうなる2018年<8>】

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「や、おっぱいは揺れてないからね(笑)」のこと

――声優以外の仕事も受けようと思った転機のようなものは何ですか。

竹達「音楽活動に関しては、始めることについて母が背中を押してくれたり、待っている方、応援してくれている方も喜んでくれたので、頑張ってみようかな、と始めました。ドラマは、28歳になって8年、9年声優をやらせていただいて、経験してきたものだったり、見方や考え方だったりが、こういう表現のしかたもいいかな?こういうお仕事をしても楽しいかも、と前向きに思えるようになりました」

――音楽活動では声優である自分にしかできない、自分の音楽を届けたいという強いこだわりがあると聞いてます。

竹達「毎回悩みながらやっているんですけど、でも、やっぱりそうですね、表現する楽しさですとか、作品ができる喜びがすごくあります。でも、これは私のエゴなんじゃないのか、ひとりよがりなんじゃないのかと思ってしまうこともあって・・・。こういう表現をしてみたいと思っても、お客さんが求めているものかどうか分からないし、私が作りたいものだけを作れるわけでもないですし、プロデューサーの考えもあるので自分の音楽という正解は分からないなと思っています。みなさんの手元に届き、とてもよかったと言って頂けることで、安心している部分があります」

――ツイッターなどSNSを通じてファンのみなさんと温かい交流を続けていることでも知られています。特に有名なのがツイッターでの「や、おっぱいは揺れてないからね(笑)」

竹達「あれはちっちゃい地震があった時に、『おっぱい揺れてる?』というツイッターのリプライがけっこう来ていたんですね。それで、『いや私のおっぱいは揺れてないよ』という意味の返事をしたんですけど、それが地震の度にリツイートされるようになっていて。あれは本当に大きな地震とか、不謹慎になる場合にはリツイートされないんですよ。だから私はあれがリツイートされるたびに、今日も日本は平和だなぁって、安心をしながら見てます」
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