「嵐」櫻井翔さん(35)のファンが、東京スポーツの2018年1月5日付記事「嵐・櫻井翔 紅白で"顔面肥大"の謎を追跡」に対し、怒り心頭に発している。
きっかけは、2017年大みそかの「第68回NHK紅白歌合戦」。お茶の間に登場した櫻井さんの顔面が大きく腫れているように見えるとネットで話題になったのだ。東スポがこれを「顔面肥大」の見出しで報じたところ――。
紅白出演時に「異変」が
寝起きのような目、むくんだ鼻、ふっくらとした頬...。櫻井さんの「紅白歌合戦」出演時、ネットではいつもと異なる顔立ちに「おかしくない?」「大丈夫かな?」と心配の声が続出していた。リハーサルでステージ下に転落したのではないか――。額に見え隠れする絆創膏から、そんな臆測まで飛び交ったほどだ。
複数のメディアが、
「放送事故?『NHK紅白』放送後の話題は『安室の顔が白すぎ』『欅坂が失神』『櫻井翔の顔がおかしい』」(ガジェット通信、1月3日付)
「嵐・櫻井翔『顔面変形』の裏に何があった!? "ステージから転落"の怪情報も......」(日刊サイゾー、1月5日付)
「嵐・櫻井翔 紅白で"顔面肥大"の謎を追跡」(東京スポーツ、1月5日付)
とこの話題を取り上げた。
東スポに見解を聞いてみたら...
中でも東スポの書きぶりは「顔面肥大」「まさかの"顔面変形騒動"が勃発していた!」「まるでアンパンマン」と強烈だった。こんな表現の連発に、ファンの一部は
「アンパンマン!? 顔面肥大!? 何がアンパンマンなん? 本当に酷い...」
「デカデカと『顔面肥大』だなんて失礼極まりない お前らの顔面も晒してみろ」
「顔面肥大ってなんなの ニュースというかもうそれ誹謗中傷じゃないですか」
とツイッターで怒りをあらわに。
「翔くんの件について書かれた新聞読んで めっちゃむかついたから大阪支店と本社に電話した」
「記事に書いてあるとおりです。の一点張りで会話が何1つ成立しなかった」
と、直接「殴り込み」を図るファンも現れた。
東スポや大スポ(東スポの関西四国版)の電話番号を貼り付けるツイートも少なくないが、嵐ファンのこうした「暴走」を東スポ側はどう受け止めているのか。東京本社の法務広報室長は18年1月5日のJ-CASTニュース編集部の取材に、
「読者からの問い合わせの内容やそれに対する本紙の見解等についてはコメントを控えさせていただきます」
と回答するにとどめた。
それにしても、櫻井さんに何があったのだろうか?
来週のZEROまで待てないよ
「紅白歌合戦」当日からさかのぼること6日前――。
櫻井さんはレギュラーの報道番組「NEWS ZERO」(日本テレビ系)の生放送に出演していた。ファンが「紅白」本番で目の当たりにした、腫れたような顔面はそこにはない。いつもの櫻井さんだった。
しかし4日後の「紅白」リハーサル初日――記者団の囲み取材に応じた際、現場にいたJ-CASTニュース記者の目から見ても、既にその顔つきはどこかふっくらしていた。「嵐」は翌30日のリハーサル2日目、ステージ上で本番さながらにパフォーマンスを披露。この時点では客席からでも見て取れるほど、櫻井さんの顔の異変は明らかだった。
次に視聴者の前に現れるのは、2018年1月8日放送の「NEWS ZERO」。ツイッターでは、
「来週のZERO、生放送の櫻井翔見れるけど紅白のあの状態見ると不安しかないな...」
「櫻井くんはそんなこと言われても気にしないし、来週のZEROで紅白の時の髪型してたら怪我だってわかる」
「櫻井くん本当に心配 来週のZEROまで待てないよ」
との声が上がっており、ファンは番組の放送まで、不安な日々を過ごすことになりそうだ。