「ニセ名刺」の電話番号に連絡すると...
そうした中で、加藤さんが12月22日、プロデューサーに「大手芸能事務所勤務」の事実関係を迫ったところ、プロデューサーは自らが「解離性人格障害」だと説明。光彩MIRAGEのプロデュースを行っていたのは虚言癖がある別人格だ、などと主張し、
「現在××(編注・原文では大手芸能事務所の名前)で働いている話も嘘です」
と打ち明けたという。
その後、プロデューサーは別のスタッフらにもウソを認め、今後の活動方針について改めて話し合いを進めていた。解散発表の経緯について聞くと、加藤さんを含む複数のメンバーがLINE上でグループ脱退の意を告げた直後に、プロデューサーが独断で解散を発表したと明らかにした。
すでに加藤さんは警察に被害届を出す意思を固めているという。1月下旬には、警察の担当者に今回の騒動について直接報告する予定だそうだ。取材の終わり、記者がプロデューサーについての思いを加藤さんに聞くと、
「自分の犯してしまった行為を素直に認めまともな人間になって欲しいです。売上金 を取った事より、私たちの夢と時間を奪った事、騙していた事の謝罪をしてほしいです」
と明かした。
なおJ-CASTニュースは1月5日、加藤さんから提供を受けたプロデューサーの名刺写真に掲載された携帯電話の番号に連絡したが、電話から聞こえてきたのは女性の声。プロデューサーとの関係を尋ねたが、カタコトの日本語で「私は知らない。関係ない」と話すだけだった。