メンバーにセクハラLINEを連発
このプロデューサーは、メンバーやスタッフらに配っていた名刺にも、勤務していると偽っていた芸能事務所の住所を掲載していた。しかし、記載されたメールアドレスのドメインは「yahoo.co.jp」だった。
周囲には28歳だと説明し、活動のための資金は潤沢にあるなどと公言。芸能事務所の仕事として、地下アイドルのプロデュースを始めたと訴えていたという。
光彩MIRAGEは、12月23日に結成後初イベントとなるファンとのオフ会を実施していた。参加費は1人あたり5000円。加藤さんによれば、その売上金をプロデューサーが持ったまま、連絡が一切取れない状況になった。売上金の総額は5~10万程度とみられるという。
さらに、メンバーや女性スタッフがプロデューサーから度重なるセクハラを受けていたとも加藤さんは訴える。
実際、加藤さんがJ-CASTニュース編集部に提供したLINEのスクリーンショット写真を見ると、このプロデューサーが複数のメンバーに繰り返し「結婚しよう」などと一方的に迫ったり、性行為を求めるようなメッセージを送ったりしていたことが確認できる。
また、プロデューサーのウソが明らかになった理由について、加藤さんは「怪しい行動が目立っていた」と振り返る。
具体的には、活動開始後に訪れたファミリーレストランで、食事代をメンバーの三浦さんに支払わせたり、活動のための衣装代をメンバーに自費で支払わせたりする場面があったという。