「尖閣、取られていい」のウーマン村本に小林よしのり・落合陽一ら「無知なおっさん」「小学校行こうぜ」

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   2018年元日の「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日系)に出演したお笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」村本大輔さんに、激辛コメントが相次いでいる。

   評論家の小林よしのり氏は村本さんを「無知なおっさん」と呼び、「時間の無駄づかいはしたくない」として共演お断りを宣言。また、同番組に出演した筑波大学学長補佐・准教授で実業家の落合陽一氏は「小学校行こうぜ」と放送中の自身の発言をツイッターに改めて投稿した。

  • 小林よしのり氏(写真は2014年9月撮影)
    小林よしのり氏(写真は2014年9月撮影)
  • 小林よしのり氏(写真は2014年9月撮影)

小林よしのり「知識は小学生以下だろう」

   村本さんは1月1日未明放送の「朝生」で憲法論議。憲法9条2項を「読んだことないです」としたほか、「僕は全部それ(戦力、交戦権)放棄した方がいいかなと思うんです」と「非武装中立」を主張。「なぜ中国とか北朝鮮が日本を攻撃するという発想になるのかわからない」と疑問を述べた。

   司会の田原総一朗氏が「米軍と自衛隊がなかったら、尖閣(諸島)は中国が取りに来る。取られていいわけね?」と尋ねると、村本さんは「僕は取られてもいいです。明け渡します」と返答。「(中国が)『沖縄ください』と言ったらあげるんですか?」と問われると、村本さんは「もともと、でも中国から取ったんでしょ?」と返していた。さらには「敵を殺さないと自分が殺される状況に置かれたらどうする」と聞かれ、村本さんは「殺されます。だって誰かを殺すわけでしょ?」とも述べている。

   村本さんは17年12月17日放送の「THE MANZAI」(フジテレビ系)で、沖縄米軍基地などを題材とした「政治風刺」の漫才を披露し、お笑いの枠を超えてインターネット上で議論を呼んでいた。その熱が冷めやらぬ間に出演した「朝生」にも、放送直後から賛否両論が沸き起こった。

   小林よしのり氏は2日、「正月の朝ナマに出なくて良かった」のタイトルでブログを更新。「最近、漫才でたった一回、政治風刺をやったからといって馬鹿みたいに持ち上げられていたから疑問だった」と切り出した。

   「村本は単なる『無知による反戦平和主義』だと見抜いていたから、評価していない」とし、「他国に侵略されて占領されてもいいと言う者と議論する意味なんかない。どんな地獄が待っているか、想像力がまったくないのだろう」「今の日本国が侵略されない保証などないのに、非暴力主義で国民を地獄に道連れするわけにはいかない」と、門前払いといった様子だ。憲法9条2項を「読んだことない」と暴露したことにも「知識は小学生以下だろう」と切り捨てた。

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