2017年12月31日放送の「第68回NHK紅白歌合戦」は、白組の勝利で幕を閉じた。
前回16年の紅白は、同年公開の映画「シン・ゴジラ」とからめて、ゴジラが渋谷を襲う企画が組み込まれた。タモリさんとマツコ・デラックスさんが、NHKホール内をさまよう「寸劇」とあわせて、ネットでは「グダグダだった」との評価があふれたが、今回はどうだったのか――。
「けん玉失敗した人かわいそう」
インターネットで特に注目されたのは、三山ひろしさんの歌唱中に行われた、「けん玉世界記録」への挑戦だ。124人連続で「大皿」を行い、ギネス記録を目指すものだが、実際は14人目で失敗。ツイッターでは、
「けん玉失敗した人かわいそう」
「落としてしまった人が気の毒だ」
「企画が悪かったとしか言いようがない」
といった、参加者の身を案じる声が多く投稿された。
また、欅坂46の出演場面では、メンバーに無理強いさせたのではとの反応も多い。欅坂は「不協和音」をパフォーマンスした数十分後、総合司会の内村光良さんとともに再度、サビ部分のダンスを披露した。その際、センターの平手友梨奈さんは内村さんの横で終始ふらつくような仕草を見せ、後方では倒れ込むメンバーも映し出された。各社報道によると、平手さんと鈴本美愉さん、志田愛佳さんの3人は、過呼吸のような状態になっていたという。
ツイッターではファンを中心に、メンバーを気づかうつぶやきが出ている。
「センターの子最初からしんどそうだったし」
「は?なんで不協和音2回もやらせたんおかしいじゃろ????」
「不協和音2回踊るってさ、どんなリスク背負ってんのか分かってんのかね」
なお、欅坂の公式ツイッターは1日未明、紅白終了後の舞台裏写真を投稿した。そこには3人も笑顔で写っている。