将棋の最年少プロ・藤井聡太四段(15)が、ロックバンド「スピッツ」のファンから、にわかに注目を集めている。
きっかけは、スポーツ報知が2017年12月30日にウェブ版でも掲載した、藤井四段と卓球の張本智和選手(14)の対談記事だ。その中で、藤井四段がスピッツへの「愛」を語る部分があったのだ。
藤井四段の「推し曲」は...
今回の対談記事でスピッツの話題が出たのは、天才中学生2人の「好きな音楽」が話題になった場面だ。張本選手が、ミュージシャンの秦基博さんの曲が好きだとして、「ご存じですか?」と投げかけると、藤井四段は、
「存在を聞いたことくらいは...。私も音楽はスピッツなどを聴きます」
とスピッツ好きを明かしたのだ。
張本選手が「あの『チェリー』の...」と同グループの代表曲の名前を挙げると、藤井四段は「やはり『チェリー』になりますか」と一言。続けて、
「個人的にはセカンドアルバム『名前をつけてやる』の『魔女旅に出る』はスピッツ屈指の名曲だと思っています」
と自身の「推し曲」も告げたが、これに張本選手は「へー...」とだけ返していた。
藤井四段が挙げた「名前をつけてやる」は、まだスピッツがブレークする前の1991年に発売されたアルバム。その11曲目に収録された「魔女旅に出る」は、同バンドで初めてストリングスを取り入れた曲とされる。
こうした藤井四段の選曲をめぐって、スピッツのファンからは、ツイッターやネット掲示板に、
「推し曲が魔女旅であるあたり藤井四段のスピッツ好きはガチですね。嬉しい」
「スピッツの魔女旅って...激シブやな...応援したくなる」
「選曲が完全にコアなスピッツファンのそれで、分かってるねぇ~ってなった」
「スピッツの語り方が完全にオタクだよ」
といった声が続々と出ている。