大晦日恒例のNHK紅白歌合戦のリハーサルが2017年12月29日、東京・渋谷のNHKホールで始まった。この日は本番用の衣装を着ずに行う「音合わせ」と呼ばれる段階で、午前中にはAKB48らが登場した。
AKBは視聴者の投票で披露する楽曲3曲を決めることになっており、リハーサルは抽選で3曲を選んだ。「1位」は紅白を最後にAKBを卒業する渡辺麻友さん(23)の最後のセンター曲「11月のアンクレット」(2017年)で、渡辺さんは「最後に歌って11年間のAKB人生に幕を下ろしたい」と本番でのランクインに期待を寄せていた。
「ほねほねワルツ」ランクインは「いじられてるかも」
くじは総監督の横山由依さん(25)が引き、決選投票に残った10曲から「大声ダイヤモンド」(2008年)、「ほねほねワルツ」(2007年)、「11月のアンクレット」を引き当てた。
「ほねほねワルツ」は発売時のメンバーが全員卒業しており、骨模様のタイツ姿で歌うという楽曲だけに、「シュールすぎる」と話題になった。横山さんは
「『ほねほね』引いちゃったな~って...。昨日みんなでリハーサルを深夜までやっていたので、心配なくできてよかった」
と困惑気味。指原莉乃さん(25)も
「いじられてるかも分からない」
と突っ込んだ。
「11月のアンクレット」は、山口百恵さん(58)の引退公演ばりに最後にステージにマイクを置く演出が特徴。この日のリハーサルでも、そのパフォーマンスが披露された。渡辺さんは、
「やっぱり私の最後の卒業のセンターシングルなので...。それを最後に歌って11年間のAKB人生に幕を下ろしたいです」
と、本番でもランクインを期待していた。