東亜日報は「不足部分」の「補完・修正・追加」主張
東亜日報も、非公開部分の公開を
「国際社会に韓国への信頼を落とす口実を与えたという点で残念」
だと論評。ただ、河野太郎外相が
「合意を変更しようとするのであれば、日韓関係がマネージ不能となり、断じて受け入れられません」
とする談話を出した点については、日本政府が「合意後も、その精神に関係なく、しらを切ってきた」として「脅迫は妥当でない」と主張。その上で、
「たとえ前が不十分な合意をしても、政府間の約束は、一方的に変更するのは難しい。合意で評価できる部分は評価し、不足している部分は、今後補完・修正・追加するのが賢明な方向だ」
などと主張した。
当然のことながら、合意を結んだ当事者もTFの検証に否定的だ。朝鮮日報によると、合意時に外相だった尹炳世(ユン・ビョンセ)氏は、
「複雑な難しい外交交渉の結果とプロセスを、外交慣例を無視して、外務省70年の歴史に前例のない民間TFという形式で一方的に公開したことは、今後、私たちの外交に対する国際社会の信頼を低下させるだろう」
と非難するコメントを出している。