渡辺麻友がAKB生活を自己採点 最終劇場公演で語った「アイドルとは何か」

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   AKB48の「まゆゆ」こと渡辺麻友さん(23)が2017年12月26日、東京・秋葉原のAKB48劇場で最後の劇場公演に臨んだ。渡辺さんはAKBでの11年間、スキャンダルが全く発覚しない「王道アイドル」として知られてきた。

   公演後記者会見を開いた渡辺さんは、AKBメンバーとしての自らの点数を「150点」と採点。「本当にこの11年間やりきった」と完全燃焼した様子で、AKBを「私の人生と言っても過言ではない」とも述べた。「辛かったこと」には恒例の選抜総選挙を挙げ、「毎年、寿命が縮むような怖さを感じていた」などと振り返った。

  • 記者会見する渡辺麻友さん。おなじみの「いただきまゆゆ!」のキャッチフレーズで会見を締めくくった
    記者会見する渡辺麻友さん。おなじみの「いただきまゆゆ!」のキャッチフレーズで会見を締めくくった
  • 劇場の写真を取り外した渡辺麻友さん。メンバーが卒業する際の恒例行事だ(c)AKS
    劇場の写真を取り外した渡辺麻友さん。メンバーが卒業する際の恒例行事だ(c)AKS
  • 卒業公演では「11月のアンクレット」も披露された。渡辺麻友さんはステージにマイクを置いた (c)AKS
    卒業公演では「11月のアンクレット」も披露された。渡辺麻友さんはステージにマイクを置いた (c)AKS
  • 記者会見する渡辺麻友さん。おなじみの「いただきまゆゆ!」のキャッチフレーズで会見を締めくくった
  • 劇場の写真を取り外した渡辺麻友さん。メンバーが卒業する際の恒例行事だ(c)AKS
  • 卒業公演では「11月のアンクレット」も披露された。渡辺麻友さんはステージにマイクを置いた (c)AKS

恋愛禁止ルールを「すごく守っちゃうタイプ」

   渡辺さんはAKBの3期生として06年にデビュー。渡辺さんは11年間を振り返って、

「本当にこの11年間やりきったなという...。悔いはないですね」

と断言した。AKBグループでは「恋愛禁止」が建前だとされ、渡辺さんは一度もスキャンダルが表面化しなかったこともあって「王道アイドル」の評価が定着した。渡辺さんの自己評価は

「そういうルールをすごく守っちゃうタイプ。真面目になっちゃう性格なので、真面目に守り抜いた結果、そうなった」

というもので、その渡辺さんを応援したファンを「誇り」だと述べた。

「そういう私を応援、支持してくださった方も沢山いらっしゃるので、そういう方に支えていただけたことは誇りです」

「表側のキラキラした部分しか見せない。裏側は見せない」

   「アイドル像」についても

「ちょっと非現実的というか、表側のキラキラした部分しか見せない。裏側は見せない、そういうものがアイドルなのかな、って個人的には思いますね」

と持論を披露。そのアイドル卒業後は「恋愛解禁」だが、

「本当に全然してこなかったので、『自分大丈夫かな』という怖さもちょっとあるんですけど、そういう機会、タイミングがあれば是非したいです」

と述べるにとどめた。

   渡辺さんは過去9回にわたって行われた選抜総選挙で、すべてベスト5に入った唯一のメンバーで、14年には指原莉乃さん(25)を破って1位になったこともある。「一番辛かったこと」には、その選抜総選挙を挙げた。

「外側から見ている分には結構面白いものだと思うんですけど、当事者からするとプレッシャーと重圧が半端なくて、毎年もう、寿命が縮むような怖さを感じながら出馬というか参加していたので...」

AKBが「私の人生と言っても過言ではないくらい」

   渡辺さんのAKBメンバーとしての自己採点は「150点。高得点」。11年間を

「12歳から入って、人生の半分はAKBだったので、私の人生と言っても過言ではないくらいです」

と総括した。最後は報道陣からの要望に応じて、

「みーんなの目線をいただきまゆゆ!」

と、キャッチフレーズを「やり収め」。約20分にわたる会見を締めくくった。

   渡辺さんのAKBメンバーとしての活動は、12月30日の日本レコード大賞(TBS)と12月31日のNHK紅白歌合戦を残すのみ。新年から女優や歌手として活動する。12月31日から1月1日未明にかけて放送される「CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ 2017→2018」では、ソロ歌手としての出演が決まっている。

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