アイドルグループ「SKE48」の須田亜香里さん(26)が、スキャンダルを起こしたAKBグループメンバーの処分のあり方について語り、怒りを滲ませたとネットで話題になっている。
週刊誌に暴露されクビになる人がいる一方で、処分を全く受けない人がいるため不信感がある、というのだ。漫画家の小林よしのりさん(64)は「すごいな。感心した」と須田さんの「アイドル論」を絶賛。ネットでは「処分されなかった人は?」などと詮索が始まった。
「恋愛はしたらダメって言われている。ルールなんです」
2017年12月24日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)では冒頭に、大相撲の傷害事件を取り上げ、相撲界のイメージが1つのスキャンダルによって大きく変わることになった、とし、出演者からの感想を求めた。この日のコメンテーターの1人が「SKE48」の須田さんで、こんなことを語り出した。
AKBグループにもスキャンダルは色々あるが、週刊誌に撮られただけでクビになる人もいれば、処分を受けることによって活動を続けることが許される人もいる。そして、表立った処分を全く受けずに活動している人もいる。
「処分の基準が曖昧になると、それは(AKB)内部の人も、ファンも不信感を抱かざるを得ない」
須田さんは「ちょっと怒っている」と語り、メンバーがルールを破りそれがメディアに取り上げられ注目度が上がれば、AKBグループは「どうせみんな恋愛している」と思われる。恋愛はせずに真面目にアイドルの仕事をしているメンバーがいることを知ってほしいし、真面目にやっている人が損をするようなことがあってはいけない。それは今回の相撲界のスキャンダルでも同じだ、とした。そして、
「恋愛はしたらダメって言われている。ルールなんです」
と言うと、司会の「爆笑問題」の太田光さんが、
「秋元康が(恋愛を)禁止した覚えはない、って言ってたよ」
と振ると、須田さんは、
「それは都合が良すぎるな、って思いました」
と切り捨てた。スタジオ内ではこうしたはっきりした物言いに、驚きの表情を隠せない出演者が散見された。