「殴り返してこないことをみて『かかってこい』と言う人」は「ずるい」
しかし武田さんはその流れを引き戻すかのように、
「政治を批判する方はたくさんいらっしゃる。大事なことなんでしょうけど。相手が殴り返してこないことをみて、かかってこい、と言う人いますよね。それはずるいと思うんだよね」
と持論を展開。真剣な面持ちで
「誰とでもメシを食うというのは、とても大事な人間の部分じゃないかなと思う」
と語った。
武田さんのコメントは総じて、首相と会食した芸人を「忖度のエンジェル」と呼んだ茂木さんに真っ向から異を唱えるものだと言える。こうした武田さんの持論には、ツイッターやネット掲示板で
「武田鉄矢が正論。政治批判しちゃいけないとはもちろん思わないけど、『政治批判や反権力がカッコいい』みたいな姿勢こそカッコ悪いと思う」
「おっしゃる通りです。誰と食べても別にいい事。憲法や法律で規制されていないことをグダグダ言って恥ずかしい」
「これは正に正論。見事な三枚おろしでしたね。笑」
と賛同の声が巻き起こった。一方、
「武田鉄矢氏の発言に関して言いたい事。少なくとも、権力側は『何も言い返さない』存在ではない」
「政権擁護に躍起になり、批判的な意見を封じ込めようとする武田氏。本当に許せない」
など反対意見も上がっている。
各社の首相動静を調べる限りでは、武田さんは首相と会食を共にしたことはない。