ケガには対応するが、手加減はしないよう要請
実は、FKの壁になるというバイトは、FKの名手、J1ガンバ大阪のMF遠藤保仁選手(37)についても、2016年12月に行っている。このときは、7人の募集に対し、応募が1万4000件を超え、倍率は2000倍にもなっている。
パーソルキャリアによると、このときも募集から2、3日で1万件を超えたという。今回については、「遠藤選手のときを超える、とても大きな反響をいただいています」(企画担当者)と手応えを語った。前回応募したファンが公式ツイッターをフォローしていて、そのファンが再応募したこともあるという。
バイトの選考基準は、外部に出していないというが、チャレンジの熱意が伝わる志望理由などで選ぶという。前回選ばれた7人は、身長198cmの大男、有名大学のサッカー部員、女性のフリースタイルフットボーラーなどバラエティに富んでいた。
中村俊輔選手は、前回同様に5本前後を蹴ることが検討されている。今回は、対戦形式もできないか考えているという。FKの名手であるため、顔面などに当たることはほとんど考えられないというが、ケガ人が出たときの対応はするとしている。ただ、FKの迫力を感じてもらうため、中村選手には、手加減をせずに普通にやってほしい、と依頼しているそうだ。
なお、中村選手のシュートの模様はサッカーメディア「サッカーキング」サイトで公開される。