貴乃花に苦言「『閉じ込めている』と言われかねない状況」
21日の「モーニングショー」で杉山氏と玉川氏が火花を散らせた場面は他にもあった。
20日の臨時理事会では暴行事件の関係者への処分が決まったが、未聴取の貴乃花親方の処分は先送りされたため、番組では親方の責任をめぐって議論に。貴ノ岩は九州場所後の冬巡業を全休したが、師匠の貴乃花親方は休場にあたって診断書を提出しなかった。この点、杉山氏は「入院しているなら診断書が出せるはずなんですよ。その貴乃花の責任はどうなの?」とした上で
「保護しているならわかるけど、『閉じ込めている』と言われかねない状況だと思うんですよ。とすると貴ノ岩の人権はどうなるんですか」
と親方を責めた。
すると玉川氏は「それはちょっと言い過ぎなんじゃないですか。『かねない』と言っても」と割って入り、
「入院している本人がいて、医者がいて、親方が『閉じ込めている』なんて、今時そんなことがあり得るなんて考えないほうがいいんじゃないですか」
と反論した。
「保護という言葉を使ったでしょう」と言う杉山氏に、玉川氏は「ちょっと言い過ぎだと僕は思いますけど」と繰り返した。杉山氏は「そう言われかねないということです。彼が表に出て来ないのは一体どうしているんだろうと、とにかく貴ノ岩をみんな心配しているわけですよ」と説明していた。