宮内庁は2017年12月18日、天皇陛下の退位に伴う住居の移転に関する方針を発表した。退位後、上皇上皇后両陛下(現在の天皇皇后両陛下)は、現在の御所から仮のお住まいである「御仮寓所(ごかぐうしょ)」として整備した高輪皇族邸(旧高松宮邸)に住居を移す。
その時点から御所の改修工事を行い、新たに即位した天皇皇后両陛下は東宮御所から皇居内の御所へと住まいを移す。東宮御所の改修工事はその後に行われ、改修が終了次第、上皇上皇后両陛下が東宮御所へと住まいを移される、という流れだ。
皇嗣同妃両殿下(現在の秋篠宮ご夫妻)は今後も秋篠宮邸にお住まいになるが、建物の老朽化などの状況を見ながら、増築改修工事を行う。