たけし「そんなバカな話が通るわけないじゃない」
また、大竹まことさんが「よほど(貴乃花親方は)相撲協会と何かありそうで、他にも(対立の)原因があるんじゃないのか」と聞いたが、池坊氏は
「実はね、ないんですよ。ないにもかかわらず、あるように見せかけている、ということがいけないと思う」
とキッパリ。大竹さんは「それは分からないじゃないですか」と改めて尋ねたが、池坊氏は返す刀で、
「だから仰らなければいけませんでしょう。私はどちらの味方をするつもりもありません。でもね、毎日毎日ワイドショーに取り上げられる。貴乃花さんが喋ったら、それは解決することではありませんか」
と述べた。
たけしさんが再度、語気を強めたのはその後。巡業部長の貴乃花親方は、秋巡業中に起きた力士間の暴行を協会に報告しなかったとして、責任を問われる可能性があるとされるが、たけしさんは、
「(たとえば)若い衆が人を殺したら協会へ行くっていうの、おかしいじゃねえか。なんで殺しました、じゃあ協会に相談してって、そんなバカな話が通るわけないじゃない」
と協会の「ルール」を疑問視。さらに
「口喧嘩とか、飲み屋で揉めたくらいだったら協会に言いますよ。でも明らかに犯罪だって分かっているものを、まず協会に相談するっていう約束があること自体が...」
と言ったところで、池坊氏が制するように、
「相談するのではありません。届け出る義務があるということです。日馬富士さんと貴ノ岩さんは、終わった後で握手をしたそうです。ですから、その時点では2人とも大したことはないと思ったのではないかと」
と割って入った。
こうした激論にネット掲示板では「たけし激おこやで」「今日のたけしは結構言うな」「たけしが怒るって珍しい」と、たけしさんの激高ぶりに注目するユーザーが相次いでいた。