「ぶら下がり」は2か月で10回、「会見」は3回
安倍首相は、北朝鮮がミサイルを発射するなどの突発的事態には「ぶら下がり取材」という形で短くコメントを出す。この回数は11~12月の2か月だけで10回に及ぶが、記者会見場で開く記者会見は、衆院選後の首相(首班)指名選挙を受けて11月1日に行われた会見、11月6日の米トランプ大統領との共同会見、11月14日に訪問先のフィリピンで行った会見の3回のみ。自民党総裁としての会見は、国政選挙の大勢判明後の党本部で開かれる程度だ。
枝野氏としては、立憲民主党の会見が定例化することを前提に、安倍首相も週に1回は会見すべきとの考えを示した形だ。