ネットで物議の牟田阪大教授、こんどは安倍首相と会食の古市憲寿に茶々

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「今週も北朝鮮に関する発言で、いわゆるネット右翼からバッシングを受けました」

   古市氏は2010年、東京大学大学院在学中に初の自著『希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想』(光文社)を上梓。本田由紀・東大教授が解説文を寄せている。翌2011年に2冊目の自著『絶望の国の幸福な若者たち』(講談社)を刊行すると、若手論客としてメディアの注目を一層集めた。登用された「フロンティア分科会」は、2012年に旧民主党の野田佳彦政権時代に設置されていたもの。

   さらに古市氏は、牟田教授の「サヨの逆張りをする発言が面白がられ国の審議会委員に」との指摘に

「『サヨの逆張り』が何を指すか不明ですが、上記の通り、民主党時代に委員で呼ばれています」

と、旧民主党政権の部会に登用された事実を強調。

   「逆張りがさらに進んで政権迎合」には

「つい今週も北朝鮮に関する発言で、いわゆるネット右翼からバッシングを受けました」

と否定した。

   北海道・松前小島に漂着した北朝鮮の木造船乗組員3人が12月9日、島の小屋の物品を盗んだとして窃盗容疑で逮捕された件で、古市氏は14日放送の「とくダネ!」(フジテレビ系)出演時にコメント。「北が裕福な国だったらこういうことは起こらないですよね。わざわざ日本に来て物を盗む。ということは、北朝鮮の人々がいま食糧難に苦しんでいるとか、まだまだ国が全然回ってないことの象徴だと思います。そこに同じ東アジアの一員として日本に全く責任がないかというと、本当は北朝鮮の人々に対して何かできることがあるのではないかと思ってしまいますね」と述べ、一部で反発を招いていた。

   牟田教授の「アベ近辺からこれは使えると重用」にも古市氏は、

「食事会は、ただの番組の打ち上げです。ちなみに安倍さんとは自民党野党時代から、番組の共演などで面識があります」

と政治的な意図がないことを主張した。

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