ネットで物議の牟田阪大教授、こんどは安倍首相と会食の古市憲寿に茶々

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   社会学者の古市憲寿氏(32)らが安倍晋三首相と会食したことをめぐり、牟田和恵・大阪大学教授(60)が「想像」と前置きしたうえで、古市氏の権力へ近づく経緯をツイッターに投稿した。

   これに対して古市氏本人が「牟田さんの『想像』にダウトを出しておきます」と反応、指摘された点を逐次否定した。ネットでは「妄想の垂れ流しをする教員」などと、牟田教授を批判する声がある一方、首相との会食を批判するなど、賛否両論がある。

  • 古市憲寿氏(2016年6月撮影)
    古市憲寿氏(2016年6月撮影)
  • 古市憲寿氏(2016年6月撮影)

「研究者としての見識を疑われるのでは。。。」

   古市氏は2017年12月15日夜、ダウンタウン・松本人志さん、お笑いタレントの東野幸治さん、HKT48・指原莉乃さんらとともに安倍首相と会食。安倍氏は16年5月1日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)へゲスト出演し、古市氏らと共演していた。

   メディアへの露出が多く、社会的影響力の高い古市氏らが安倍氏と会食したことは、一部で政治的な憶測をはたらかせることになった。社会学が専門の牟田和恵・阪大教授はツイッターで16日夜、「古市さん、こんな感じなんですかね?(まったくの想像ですよ~)」と断りながら、こう投稿した。

「院生で新書を出す(指導教員の推し)->それなりに評判良く、広告代理店に注目され若者会議みたいなんに推薦->サヨの逆張りをする発言が面白がられ国の審議会委員に->逆張りがさらに進んで政権迎合->アベ近辺からこれは使えると重用」

   これに古市氏が反応。17日未明、「時系列も間違っていますし、『まったくの想像』でそのような発言をされるのは、研究者としての見識を疑われるのでは。。。」と不快感を示した。

   まず会食を設けた経緯について、古市氏は

「単純に安倍さん出演回の番組出演者で打ち上げに行きましょうという話が、今月まで延び延びになっていただけ、というだけ。それ自体、権力への媚びというなら仕方ないけど」

と説明。また「ちなみにいわゆる『官邸のおごり』ではないです。プロ同士なので、そのあたりはしっかりしていました」と強調した。

   続けて「牟田さんの『想像』にダウトを出しておきます」として、牟田教授のツイート内容を1つ1つ否定した。「院生で新書を出す(指導教員の推し)」について、

「解説を書いて頂いた本田先生は指導教官ではありません」

と投稿。「それなりに評判良く、広告代理店に注目され若者会議みたいなんに推薦」に対しては

「メディアに注目されたのは2冊目の単行本です」「『若者会議』が何を指すか不明ですが、初めて呼ばれた政府系の会議は、民主党政権時代の内閣府国家戦略室『フロンティア分科会』の部会です」

と説明した。

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