エクオールを作れない選手はPMSのリスクが3.3倍
その結果、エクオールを作ることができる人は26人(29.5%)だけで、一般の10~20代女性の比率(20.6%)とほぼ同じ低い結果となった。また、48人(54.5%)がPMS症状によるパフォーマンス障害があると答えた。こうした結果から、エクオールを作ることができない選手は、作ることができる選手に比べ、PMS症状によるパフォーマンス障害のリスクが約3.3倍も高くなった。
今回の結果について、研究チームは発表資料の中で「体内でエクオールを作ることができるかどうかが、競技に悪影響を与えるほどのPMS症状に関係していることがわかりました。エクオールを作ることができない選手には、(サプリなどで)エクオールの摂取を行なうことの重要性が示されたと考えています」とコメントしている。