お笑いコンビ「カナリア」が「漫才性の違い」などから2018年3月10日に解散すると、公式ブログで17年12月16日に発表した。
カナリアは、ボケの安達健太郎さん(38)、ツッコミのボン溝黒さん(38)のコンビで、03年に結成した。安達さんの歌を生かしたネタなどが持ち味で、10年のM-1グランプリで決勝に進み、9位に入ったことがある。
ブログでは、「皆さまへご報告」のタイトルで、2人それぞれから解散の報告があった。ボン溝黒さんは、10年の敗退後にM-1優勝が遠のいて、「いつからか、2人の漫才性の違いが生じて。擦り合わす事が出来ず」と経緯を語った。安達さんは、「数ヶ月前、相方のボン溝黒から、『コンビを解散して、この先はピン芸人として頑張りたい。』と言われました。後日、改めて2人で話し合った結果、解散を決めました」とつづったが、お笑いの活動は続けるとしている。
2人は、それぞれの公式ツイッターでも解散を報告している。なお、18年3月5日に大阪で、10日に東京で最後のライブを行う。
ニュースのコメント欄などでは、「カナリア国語辞典、結構面白かったのになぁ」「残念。ピンは大変だと思うけどね」などと書き込まれている。