クリスマスを1人で過ごすことを「クリぼっち」と呼ぶ。ツイッター上ではこの「クリぼっち」にはなりたくない、とし、「どなたか一緒に過ごしませんか?」「クリスマス?ぶっ壊したるわ」などと騒がしいが、20代、30代の一人暮らしの社会人男女に調査したところ、65%が1人で過ごす予定であり、7割が「クリぼっち」でも寂しくはないのだという。
この結果に「ゲーム相手はネットで探すから大丈夫」など、予想通りとする人もいるのだが、「強がっているだけでは?」といった疑問も出ている。
過ごし方の1位は「ひとり、まったり家で過ごす」
「ひとり暮らしとクリスマスに関する意識・実態調査」を発表したのは不動産会社大手のレオパレス21。全国の1人暮らしの男女それぞれ300人に17年11月30日~12月4日にかけインターネットで調査した。
それによれば、今年のクリスマスを1人で過ごす予定の人は65.0%で、昨年の同調査結果52.2%を大きく上回った。今回初めて「クリぼっち」をどう思うかを聞いたところ、「寂しいと思わない」と回答した人が69.5%いた。「寂しいと思う」は30.5%だった。理想のクリスマスの過ごし方の1位は「ひとり、まったり家で過ごす」が38.5%、2位が「彼氏、彼女、意中の相手と家でまったり過ごす」が29.5%だった。ちなみに男女600人の中で恋人のいる人は31.2%だ。
J-CASTニュースが17年12月13日にレオパレス21の広報に話を聞いたところ、「寂しいと思わない」理由は、クリスマスだからといって普段と変わらないし平日の場合は仕事があるから、と、1人でゆっくり過ごしたい、余計な出費をしたくないしそのお金で自分の好きなものが買えるから、などがあると説明した。
ネット上ではこうした結果に、
「そもそもクリスマスという概念が抜け落ちてるから、寂しいとか感じない」
などといった感想が掲示板に出た。