外国車が初の1・2位独占 日本カー・オブ・ザ・イヤー、異例の展開

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日本車が部門賞を独占

   「エモーショナル部門賞」は、同じくトヨタの「レクサスLC」が受賞。実行委員会は「見る者に大きなインパクトを与えるダイナミックで美しく独創的なスタイリング」と賞賛。「マルチステージハイブリッド車、5リッターV8エンジン車ともにドライビングの楽しさに満ちあふれ、レクサスブランドを牽引するにふさわしい、もっともエモーショナルなモデルであると高く評価した」とコメントした。両部門賞をトヨタが独占するのは初めて。

   「スモールモビリティ部門賞」は「ホンダ N-BOX」が受賞した。実行委員会は「プラットフォームとパワートレーンを一新するなどで軽規格の中で最大級のキャビンを確保し、機能的で使い勝手のいいスペースを実現した。走りは軽快で上質なハンドリングには安心感がある」と評価した。

   部門賞の3賞は必ずしも毎年選出されるとは限らない。近年ではゴルフが大賞を受賞した2013年、さらに16年に、それぞれ3賞が選出されたが、エモーショナル部門賞など該当車がない年もある。今年はボルボが大賞に輝き、相対的に影が薄くなる日本メーカーの話題作りのためか、トヨタはじめ日本車が部門賞を独占する格好になった。

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