中2娘の採尿手伝い、当然スマホは隅々チェック 過保護と監視がひどい親の実態

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【ねほりんぱほりん】(Eテレ)2017年12月6日放送
「ヘリコプターペアレント登場!超過保護ママ、まさかの実態とは」

   子供にとって毒になるような親「毒親」、学校などに理不尽なクレームを繰り返す「モンスターペアレント」がすっかり市民権を得た言葉となったが、最近ささやかれ始めた「ヘリコプターペアレント」という言葉はご存知だろうか。

   ヘリコプターのごとく、絶えず我が子の頭上で監視を続け、トラブルが起きたら急降下してあれこれ世話を焼く、「超過保護」な親を指す。そんなヘリコプターペアレントが番組に登場し、実態を赤裸々に明かした。

過保護のカホコは「日常を流してるだけだった」

   30代後半の専業主婦・イズミさん(仮名)は、夫と中学3年の長女、5歳の次女との4人暮らしだが、長女への過保護がやめられない。

   例えば食事の時は、長女は席から動かず、イズミさんがご飯をよそい、おかずを取り分け、おかわりも出してあげる。洋服もそれに合う靴下も全てイズミさんが選ぶ。

   2017年夏に日本テレビ系で「過保護のカホコ」というドラマが放送された。両親に溺愛され、母の助けなしには今日着る服も選べない大学生のカホコが恋に落ち、過保護からの卒業を決意。母と対決するストーリーだったが、イズミさんにとっては「別におかしいこと何もないんじゃない?と思った。日常生活をただ流してるだけという感覚だった」。16年までは尿検査の採尿もやってあげていたそうだ。

   留守番させる時はこんなメモを書き置きしていく。

   「おかえりなさい。今日も暑いね。エアコンつけてね、つけたら窓は閉めてね。でかける時は消していってね。おかずはレンジのドアを閉めたらレンジボタンを押して、30秒に合わせてからスタートだよ。ご飯をよそったらふたを閉めて食べ終わったら炊飯器ボタン消すように!!」

   幼い頃からエアコンを付けるか付けないかイズミさんがチェックしていて、勝手に操作してはいけないと思っているため、指示されないと付けられないという。メモの通りにエアコンを付けたかなど、心配事があったら、外出先から長女が出るまで電話をかけ続ける。

   夫からは「ママが全部やっちゃったらできなくなるから、手を出さない方がいい」と言われるが、「私が手を出さないと何もできないままじゃない?」と思い、改めようとしない。

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