バルコニーでの新旧そろってのあいさつ、行わない意向を「留意するようご注意」
さらに、即位の礼で外国から賓客を招待する可能性があることから、退位の儀式には招待しない意向だという。欧州では国王が退位する際、新旧国王がバルコニーにそろって姿を見せることが多い。だが、
「陛下におかれては、そのようなことをなさるお考えのないことを度々、我々に留意するようご注意を頂いていたところであります」
と、強い表現で否定している。これまでパレードに関する言及はなかったというが、
「以上のようなことから、華やかなものをお考えとはとても考えられないことです」
と結論付けている。
宮内庁の抗議を受け、週刊新潮はウェブサイトで
「本記事のテーマとなっている内容につきましては、官邸関係者や宮内庁関係者、そして霞が関関係者などに対して長期綿密に取材を行なってきました。記事はそのなかで得られた情報を基に構成されたものです。摘示した事実はとりわけ機微に触れる内容であり、むろん情報源について明かすことはできませんが、その中身については真実であると確信しています」
との見解を出した。