テレビ番組「ウゴウゴルーガ」「学校では教えてくれないこと!!」などで知られるフジテレビの福原伸治プロデューサー(報道局メディア担当局長)のツイッターが思わぬことで盛大な反発を買うことになった。
宝くじ売り場の行列を見て、こうしたことに時間を費やすならば「同じ時間でいろんな生産的なことできる」とツイートしたからだ。ネット上には「他人の趣味にケチをつけるな!」「お前の会社はどうなんだ?」といった書き込みが溢れた。
「 こんな下らない事、発言してる余裕なんてあるのか?」
福原プロデューサーは、「宝くじ」に何か特別な思いがあるらしい。2017年11月27日、29日、そして12月7日に「宝くじ」と「生産性」についての同じような内容のツイートをしている。今回盛大な反発を受けているのは12月7日のもので、
「有楽町の宝くじ売り場の列ができるマリオンの端まで来てる。真っ昼間なのに。待ってるくらいなら同じ時間でいろんな生産的なことできるのに。ほとんど当たんないよ、宝くじ」
というツイートだ。これに関し14日頃からネット上で注目が集まり、
「並んだからって当たる確率が良くなるわけでもないし 、買うってだけでも馬鹿なのに、更に並ぶなんて輪をかけて馬鹿」
といった賛同意見もあるのだが、そもそも「宝くじ」に「生産性」を求めるのは変な話だとし、掲示板には、
「お前の会社はどうなんだ? こんな下らない事、発言してる余裕なんてあるのか?」
など否定的な意見が多数書き込まれることになった。
「テレビ番組を作る人間が、これ言っちゃダメでしょ」
その他には、
「儲かるから宝くじ買ってんじゃなくて、楽しいから宝くじ買ってんだよ。娯楽産業の人間が娯楽に生産性求めるなよ」
「言ってることは間違ってない。ただ、生産的じゃないものにこそ、人生の楽しみが有るんじゃ無いの?テレビ番組を作る人間が、これ言っちゃダメでしょ」
「毎日昼のワイドショーでひたすら相撲の問題ばかりのほうが生産性がない。酷いときは一時間くらい同じこと言ってるじゃん」
などが書き込まれている。実はこうした反発は、福原プロデューサーのツイート内容自体に怒りを覚えている、というよりも、テレビ業界、特にネット上でのフジテレビに関する八つ当たりのようなものがこうした騒ぎに結び付いている、ということのようだ。