「上手に怒りの感情をコントロール・対応」1位は...
一方、上手に怒りの感情をコントロール・対応した「アンガーマネジメント大賞」には歌手の松山千春さんが選ばれた(93票)。今年8月、離陸が約1時間遅れた飛行機に乗り合わせた松山さんは、乗務員用のマイクで自身の代表曲「大空と大地の中で」を歌い、遅延でイライラする乗客の心をなだめたことが評価の対象となった。インターネット上などで話題になり、「神対応」と絶賛された。
僅差で2位となったのは、プロボクサーの村田諒太選手(85票)。今年5月に行われたWBA世界ミドル級王座決定戦で、不公平なジャッジが下されたにも関わらず、「試合の内容は第三者が判断すること」と冷静な対応をみせた。再戦では怒りの感情をパワーに変え、TKO勝ちしたことが評価された。
また、「今年1番怒りを感じたニュース・出来事」には、164票で「東名高速の追い越し車線事故(ロードレイジ)」が第1位となった。「北朝鮮ミサイル発射」、「森友学園問題」と続く。
なお、対象項目は2016年11月~2017年10月の間に注目された人物・事件・事柄のため、暴行問題に揺れる大相撲関係者などはランクインしていない。