コナン不在、RINNE終了... 「サンデー」の行方、心配する声も

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   2017年12月13日に発売された「週刊少年サンデー」(小学館、1月15・17日号)で、「名探偵コナン」の長期休載を発表し、「境界のRINNE」の連載が終了した。

   いずれも「週刊少年サンデー」のなかでも長期連載をしてきた作者が描いている作品ということもあり、ネット上では「サンデー大丈夫か」などと心配の声も上がる。

  • 「名探偵コナン」は休載し、「境界のRINNE」は最終回を迎えた(画像は少年サンデー編集部公式ツイッターより)
    「名探偵コナン」は休載し、「境界のRINNE」は最終回を迎えた(画像は少年サンデー編集部公式ツイッターより)
  • 「名探偵コナン」は休載し、「境界のRINNE」は最終回を迎えた(画像は少年サンデー編集部公式ツイッターより)

「『どうぶつの森 ポケットキャンプ』でも始めるか...(笑)」

   青山剛昌さんが描く「名探偵コナン」は、「週刊少年サンデー」に1994年から連載されている。アニメ化などもされており、17年12月13日現在で93巻を数える。94巻は18日ごろに発売予定となっている。

   休載について青山さんは、「週刊少年サンデー」のなかで、

「次号から病気療養と充電の為に長期休載に入ります」

と述べた。17年は映画「名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)」や1000話記念の企画など、様々な取り組みがあったことから「ちと頑張りすぎました(笑)」とした。

   ただ、メッセージの下部には青山さん自らを描いた絵とともに、「『どうぶつの森 ポケットキャンプ』でも始めるか...(笑)」と、冗談なのか不明だが、休載中にゲームをする予定であることが書かれている。

   「境界のRINNE」は「うる星やつら」や「らんま1/2」、「犬夜叉」などで知られる高橋留美子さんの作品だ。NHK Eテレで15年、16年、17年と3回にわたってアニメ化されるなどした。「週刊少年サンデー」には09年から連載されていたが、今号で約8年の連載を終えた。

   高橋さんは巻末のコメント欄で、

「ご愛読ありがとうございました。また会いましょう」

と記している。最終巻の40巻は、18年1月18日ごろに発売される予定だという。

「高橋留美子、青山剛晶がいないあいだのサンデーが大丈夫か」

   ネット上では、

「青山先生...コナン再開待ってますね!!!」
「コナンの連載がお休みすることもだけど、表紙の境界のRINNE最終回にめっちゃ驚いている」
「今回のサンデー、コナンはあの方の正体わかるしRINNE終わるしで怒涛すぎん????」

と、休載・連載終了を惜しむ声などが多く見られた。

   ただ、一方で、

「コナン休載ってサンデー大丈夫か?」
「高橋留美子、青山剛晶がいないあいだのサンデーが大丈夫か...本気で心配になる」
「サンデーそのものが休刊の予感なのですがどうなるんだろう」

と、今後の「週刊少年サンデー」の売れ行きを懸念する声もみられる。日本雑誌協会によると、「週刊少年サンデー」の印刷部数は08年4月~6月に約86万部を記録していたが、17年7月~9月で約31万部となっており、減少の一途をたどっている。

   現在「週刊少年サンデー」には両作品以外では、1994年から2010年まで連載されていた「MAJOR」の続編にあたる満田拓也さんの「MAJOR 2nd」や、16年にアニメ化したコトヤマさんの「だがしかし」などが連載されている。

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