山尾志桜里・衆院議員と、不倫疑惑の相手と報じられた倉持麟太郎弁護士との対談記事が公開された。疑惑について当人2人は否定するも根強い批判があるなか、山尾氏が衆院選当選後に倉持氏を政策顧問に任命した理由などが明かされている。
この対談記事公開について、情報バラエティ「バイキング」(フジテレビ系)が取り上げた。2人の主張に対し、出演者からは「開き直ったネ」「のろけ(を)聞かされてる様なもんだ」といった感想が寄せられていた。
「のろけ(を)聞かされてる様なもんだ」
山尾氏らの対談記事は、2017年12月12日発売(首都圏など)の『婦人公論』(12月26日・18年1月4日合併特大号)に載った。見出しは「どんなに批判されても、私が倉持さんを選ぶ理由」。やや距離をおいて並ぶ2人の立ち姿の写真も掲載されている。
12月13日放送の「バイキング」は、この対談内容の一部をパネルで紹介しつつ、出演者らが意見を交わした。
まず、倉持氏の政策顧問任命について、山尾氏が、安倍政権を肥大化させる憲法改正を止めるためで、(倉持氏との関係が)不必要な誤解を生まないよう、立場をわかりやすくしたなどと説明したことに対し、司会の坂上忍さんは
「僕の性格が歪んでるのかどうか知りませんけど、けじめをつけてない人が何を言っても、さっぱり耳に入ってきません」
と、いきなり切って捨てた。一方、意見を求められた松嶋尚美さんは、
「(山尾氏らの言い分に)丸め込まれた」
と、理解を示した。坂上さんは、松嶋さんの意見を「いいですよ」と認めつつ、
「(山尾氏らに対し)なんでそこまで、と疑問を持っている人も多いと思う」
と議論の続行を促した。
当事者2人が互いに、「代わりはいない」(山尾氏)、「憲法の話をして、価値観が一緒だ」(倉持氏)と評価していると紹介されると、梅沢富美男さんは
「のろけ(を)聞かされてる様なもんだ」
と、あきれた様子だった。