AKB48グループが海外への進出を加速させている。タイや台湾で相次いでグループが立ち上がったのに続いて、韓国のオーディション番組との共同事業や、メキシコの民放テレビが製作するドラマにもAKBのメンバーが参加することが発表された。
過去には、ジャカルタのJKT48に移籍後に知名度を大きく伸ばし、「ツイッターで影響力のある人」世界ランキング女性の部に2年連続で7位にランクインした仲川遥香さん(25)のように、AKB内では目立たなくても移籍をきっかけに「大化け」するケースもあった。メンバーからは早くも「挑戦したい」といった声があがっている。
AKBメンバーが日韓合同の「プロデュース48」のオーディションに応募
新たな海外展開は、2017年12月10日に都内で開かれたAKBグループ恒例のイベント「第7回AKB48紅白対抗歌合戦」で発表された。韓国の音楽専門チャンネル「Mnet」(エムネット)は11月29日に横浜市内で開いたイベントで、オーディション番組「プロデュース101」とAKB48が提携し、日韓合同のプロジェクト「プロデュース48」をスタートすることを発表しており、今回のイベントで、AKB48グループのメンバーの中からプロジェクトに立候補する人を募ることが新たに発表された。応募期間は12月15日から1月10日まで。18年1月から1次オーディションが始まる。
「プロデュース101」は、101人の候補者を視聴者が投票して11人を選ぶサバイバル形式で、韓国では16年1月から4月にかけて女性を対象にした「シーズン1」(全11回)、17年4月から6月にかけて男性を対象にした「シーズン2」(同)が放送された。
指原さんは
「めちゃめちゃすごいらしいよ。日本だと温度差があるかもしれないけど、韓国ではすごい番組なんだって」
と驚いた様子で、司会の堺正章さん(71)は
「かいつまんで言うと、皆さんのチャンスがもうひとつ広がったということ。結果的にどういう体をなすかは、まだ言えない状態」
と補足。これに重ねる形で指原さんが煽った。
「とりあえず売れるチャンスがあるなら応募した方がいいということですね、売れない子は」