エネルギー消費量などではかなり正確な数値
こうした結果について、研究チームのガイ・フォークナー博士は、論文の中でこうコメントしている。
「スマホアプリが、日常生活の中で低い数値を示したのは、家の中ではゆっくり歩くことが多いため、誤差が大きくなったことと、テーブル上などに置いて、持ち歩かない人がいたためです。この研究の目的は、アプリの不正確さを指摘することではありません。実際の活動量をどの程度反映しているか知るためでした。結果は歩数では低い数字が出ましたが、エネルギー消費量ではかなり正確な数値が出ています。スマホの歩数より、実際は多く歩いているのだと自信を持ち、利用することが大事です」