友達のSNS見て「何か取り残されてる」
神奈川県の森本あかねさんは、27歳でありさちゃん(5か月)を出産した。幸せいっぱいの毎日だが、ふと悲しくなる時があるという。
森本さん「友人が誕生日会をやっていたり、ゴルフ行ってたり、飲み会やってたりするのをSNSで見ると、『あー、行きたいのにな』って」
生命保険の会社で営業として働く森本さん、現在は育児休暇中だ。
森本さん「仕事で毎日いろんな人に会って、知識も経験も増えていたけど、今は毎日朝起きて家事やってお昼寝、お散歩行って、みたいな、同じことの繰り返しになっているので、子供の成長はあるけど、『これってどうなんだろう』って考えると孤独になる」「何か...取り残されて...何が起きているのかわからないような感じ。電車で『この人きっとバリバリ働いている女性なんだろうな』みたいな人を見ると、私は今汚されてもいいような服着て、全然違う世界にいるんだろうなと思って、悲しい気持ちですね」
倉石氏「人間関係やこれまでの頑張りがなくなる喪失感は、頑張ってきた人みんな体験すると思う。喪失感はしばらく続く。子供が小さいうちは、自分がダメだなと思う時はSNSを見ないようにするのを心がけて。自分がどうやったら幸せになっていけるか考えたらいい」
大日向氏「ママとして充実していても、女性であり、社会人であり、一人の大人である自分がほしいのも当たり前。設計図を作ったらいい。今は8~9割ママだけど、保育園や幼稚園に入ったら営業を始めようとか、設計図を壁に貼る。『1年後にはこういう私になれる』と、先が見えると暗闇が少し明るくなる」