アゼルバイジャンの日本語教育に抱腹絶倒 音読例文に「日本の闇」

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「毎日毎日残業で、土曜・日曜は休日出勤。体がいくつあっても足りないよ」

   この文章、なんと日本語教育の現場で使われている例文だという。テレビ番組で放送され、「面白すぎる」と話題になっている。

  • アゼルバイジャンを訪れたイモトアヤコさん(画像はイモトさんインスタグラムより)
    アゼルバイジャンを訪れたイモトアヤコさん(画像はイモトさんインスタグラムより)
  • アゼルバイジャンを訪れたイモトアヤコさん(画像はイモトさんインスタグラムより)

「彼はいつも一言多いので、みんなに嫌われています」

   2017年12月10日に放送されたバラエティ番組「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)では、お笑いタレントのイモトアヤコさん(31)がアゼルバイジャン共和国を訪れる様子がオンエアされた。

   ソ連崩壊後の1991年に独立したアゼルバイジャンは、カスピ海の油田開発によって「第2のドバイ」と呼ばれる急成長を遂げている。国連人口基金によると人口は約980万人(2017年)。親日家が多いことでも知られ、イモトさんは大学の「日本語学部」を訪れることに。

   授業参観したクラスでは、漢字の意味を理解するために、例文の音読が行われていた。教師の手本に続いて生徒が復唱し、その後意味を確認するという流れだ。アゼルバイジャン人とみられる教師は、「例文を読むと、日本の生活、日本の事、日本の文化も分かるようになります」と説明する。

   ところが、教師の口から飛び出たのは

「彼はいつも一言多いので、みんなに嫌われています」

という例文で、イモトさんは聞いた途端に思わず吹き出してしまう。続いて読み上げられた例文も、

「自分は偉いと思って人を見下していると、そのうち逆に他の人から見下されるようになります」
「高校を卒業してから、弟は色んな会社を転々とした。そして結局は、父親のレストランを継ぐことになった」

と一風変わった文章ばかりで、「何とも言えない絶妙な例文ですね」とイモトさんは笑う。

「アゼルバイジャン」がトレンドワード入り

   そのほかの例文も「言い得て妙」なものばかり。スタジオ出演者からの笑い声も終始絶えない状況だった。

「うちの主人は年中小言ばかり言っている」
「うちの家内と隣の奥さんはとても仲が悪い」
「毎日お風呂の水を替える家もあるし、2~3日替えない家もある」
「毎日毎日残業で、土曜・日曜は休日出勤。体がいくつあっても足りないよ」
「あんなに素敵な人なのに、色っぽい話が何もないなんて絶対おかしい」
「10円玉がなかったのでキオスクで両替を頼んだら嫌な顔をされた」

   視聴者からも「おもしろい」と好評で、ツイッターには

「例文ヤバすぎwwwwww日本の闇しかないwww」
「アゼルバイジャンの日本の例文が悲しいけど事実すぎて辛いwwwwww」
「真剣に読んでる学生さんとのギャップが可笑しくて~」
「日本の英語の授業も、こんな感じだったら楽しいし、実用性があるのにな~」

といった感想が多くあがっている。「今年1番笑った」と言った内容も多数散見される。

   同日夜のツイッターのトレンドワードには、「アゼルバイジャン」がランクインするほどの盛り上がりを見せた。

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