野村沙知代さん(85)の死去を受けて、ツイッターでは夫の野村克也さん(82)を案じる投稿が増えている。
訃報が出た2017年12月8日夜には、一時「ノムさん大丈夫」のフレーズがツイッターで「トレンド」入り。9日の新聞各紙には克也さんのコメントも載ったが、いまなお心配するツイートは、野球ファン以外からも続出している。
「愛されてるんだな」
各社報道によると、沙知代さんは8日午後、意識を失い緊急搬送され、16時9分に死去した。死因は虚血性心不全だった。その約3時間後には、テレビなどが訃報を伝え、ツイッターでも追悼の声が投稿された。
そんな中で多かったつぶやきが、克也さんを念頭に置いた「ノムさん大丈夫」だ。これがトレンド入りすると、それを見た人からは、
「トレンドに入るくらいノムさんって愛されてるんだな」
「みんな考えることは同じだよな おしどり夫婦のイメージが凄いあるし」
「サッチーご逝去のニュースとともに、ノムさん大丈夫がトレンド入りしてる日本あったかい」
といった反応が出た。
克也さん「まさかあの世に行くとは」
克也さん自身は、突然の死をどう受け止めているのだろうか。克也さんが8日夜、報道陣の取材に応じ、
「昨日までシャンシャンしてましたよ。突然だからビックリしてます。そんな兆候も何にもない。きょうも昼まで、元気に食事食べてたんですけど、昼ごろから急に物を言わなくなって、問いかけても返事もしなくなったんで、救急車を呼んだんですよ」
「逝くのは俺のほうが先だな、とは言ってたんですけど、逆でした」
と肩を落とした。
沙知代さんの息子で、スポーツの交渉代理人(エージェント)の団野村氏はツイッターで、各社報道やファンからの追悼を多数リツイートし、
「#サッチー、世界でたった1人しかいない母親だ、、、強烈、猛烈、情熱、強く、優しく、怖さ知らず、昭和一桁の女、凄い、#サッチー、母親でよかった、、」
と、母への感謝を伝えている。