原作キャラも「何人か登場します」
そもそも、なぜ「ドルアーガ」の世界観を使って女性向けの「恋愛ゲーム」を作ろうと思ったのだろうか。
J-CASTニュースが17年12月7日、アプリを手掛けたCUCURI（神奈川県川崎市）の広報担当者に聞くと、開発のコンセプトは「既成概念を打ち崩す」だったと説明する。
「どうしたらドルアーガを知らない今の時代の若者にも『ドルアーガの塔』という作品を届けられるか？と考えた結果、本質とは真逆の『女性向け恋愛RPG』というアプローチを選びました」
同社がこうしたコンセプトを抱くようになったのは、原作ゲームを手掛けた遠藤雅伸氏が、「ドルアーガの塔」の開発は既成概念を壊してアレンジをしていく試みだった、などとインタビューなどで語っていることがきっかけだったそうだ。
また、アプリのターゲットには、原作のゲームに触れたことがない若者や女性を想定しているという。また、原作の要素を引き継いでいるのかについては、「あまりお話しするとネタバレになってしまう」としつつも、
「世界観、ブルークリスタル（編注・ゲーム内に登場するアイテム）は原作ゲームを引き継いでいます。何人かは原作に出てきたキャラクターが登場します」
としていた。