山尾志桜里・衆院議員とのW不倫疑惑の渦中にある倉持麟太郎弁護士が「離婚」に向かっていると週刊文春が報じたところ、漫画家の小林よしのり氏がブログで「わざと山尾と関連付けてるのが本当にいやらしいね」と文春を批判した。
小林氏によれば「ずっと前からもう倉持夫婦の関係性は冷え切って」おり、「山尾のせいじゃない」という。
「麟太郎氏には相談されていたんだから」
2017年12月7日発売の週刊文春(12月14日号)は「山尾志桜里 W不倫疑惑 倉持弁護士ついに離婚へ」として、「倉持氏の妻の友人」の話を掲載。前日6日にウェブ版で記事の一部を公開していた。それによると、妻は夏に脳梗塞の兆候が見つかり、子どもを連れて実家へ。ちょうどその時期に倉持氏と山尾氏が「自宅で密会」しており、ショックが重なった妻の親族は「倉持氏の言動に呆れ果てています」という。
記事によると、妻が離婚を決断したのは倉持氏が山尾氏の政策顧問に就任すると報じられた後。療養中の妻は仕事もできず、子育てもままならないことから、「泣く泣く親権を倉持氏に渡すことになった」と書いている。
W不倫疑惑報道をはじめ、山尾氏と倉持氏の関係は文春が複数回報じてきた。山尾氏を高く評価している小林氏はブログで文春について何度か批判的に取り上げていた。今回も6日のブログで、「週刊文春がまた山尾・倉持のストーカー記事を書いている。いやあ、しつこいのなんのって」として
「『ついに離婚へ』と書いてあるが、山尾のせいじゃないって。ずっと前からもう倉持夫婦の関係性は冷え切っていて、麟太郎氏には相談されていたんだから」
と明かす。「わざと山尾と関連付けてるのが本当にいやらしいね」と不快感を示した。
「悪意が見え見えの創作記事だな」
小林氏は、自身が主催する言論イベント「ゴー宣道場」の打ち合せの日、倉持氏が「子供を母親に預けねばならなくて、遅刻して来た」と明かしている。倉持氏の状況をみた小林氏は「大変なことになってるよ、あいつ。ダスティン・ホフマンの『クレイマー・クレイマー』みたいになってるよ」と表現し、「倉持が親権を要求したわけじゃないんだから。でも倉持は子供をちゃんと育てる覚悟だよ」とフォローしている。
その上で、「とにかく山尾、倉持は『加害者』。別れた妻は『被害者』。そういうことにしたいという悪意が見え見えの創作記事だな」と記事内容を批判した。
なお文春では上記「妻の友人」の話を詳報。「山尾さんには、子どもを育てたくても育てられない母親であるA子(編注:倉持氏の妻のこと)の気持ちがわかるのでしょうか。不倫騒動を起こした挙句、A子に対し謝罪もせず、彼を政策顧問に起用した山尾さんにワーママや子育て支援・女性政策を語ってほしくありません」と山尾氏を批判している。