大使館のエルサレム移転「急がず」 米国務長官発言、トランプ氏との温度差浮き彫り

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更迭報道も相次ぐ

   一方、トランプ氏はイスラエルを首都に認定すると表明した12月6日の声明で、国務省に対して

「すぐに建築家、技術者、設計士を雇用する作業を始める」

ことを含めて移転に向けた準備を進めるように指示したとしており、スピード感には差がありそうだ。

   ワシントンポスト紙は12月6日、ペンス副大統領らはトランプ氏の判断に賛成し、ティラーソン氏やマティス国防長官は治安上の理由から反対していたと報じた。こういった立場の違いが、今回の発言にも影を落としている可能性もありそうだ。

   ホワイトハウスがティラーソン氏の更迭を検討しているとの報道も相次ぎ、ティラーソン氏は報道を繰り返し否定。

「誤報で、新たな情報源を探すべきだ」

と火消しに追われている。

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