「サッチー」の愛称で親しまれたタレントの野村沙知代さんが亡くなったと、2017年12月8日夕に大手メディアが報じた。85歳だった。プロ野球の元監督・野村克也氏(82)の妻として知られる。
追悼の声が相次ぐなか、「最期までお騒がせ」といった声があがっている。いったいどういう意味なのか――。
「確かに残念だとは思うけどこんなに知らせなくても。。。」
訃報を最初に報じたのは、デイリースポーツ。17時49分に「Yahoo!ニュース」に配信された際、「Yahoo!ニュース」のスマホアプリから大量のプッシュ通知が送信された。
プッシュ通知は、重大ニュースがあった際に「Yahoo!ニュース」がリアルタイムで通知してくれる機能だ。通常は厳選された1つのニュースに対して1つの通知が届くが、とあるユーザーによると、今回は約3分の間に15回ほどのプッシュ通知があったという。しかも、そのすべてが「Yahoo!ニュース」に配信されたデイリースポーツの記事に誘導するものだった。ほかのユーザーも大量の通知を受けており、この異例の事態に一時騒然となった。
ツイッター上では、
「もうわかった。わかったから。サッチーが亡くなったのはわかったから...」
「確かに残念だとは思うけどこんなに知らせなくても。。。」
「Yahoo!ニュース様へ。野村沙知代さんがお亡くなりになられたことは1通知で十分理解できます」
「亡くなっても存在感ある方」
野村さんはご存命時、「お騒がせ」キャラクターとしても親しまれていたため、
「亡くなってもブイブイ、存在感ある方だわ」
「最期までお騒がせな女だ。合掌」
「野村沙知代さん死去の速報を無限に受信しているのだけど、どうにか成仏していただきたい」
といったツイートも散見された。
「Yahoo!ニュース」はこの現象について、ニュースサイトのトップページなどで
「【お詫び】12月8日午後6時ごろ、Yahoo!ニュースアプリのプッシュ通知が多数送信される不具合がありました。お詫び申し上げます」
とコメントを発表した。