殺害された宮司はブログに意味深投稿
スレッドは8月後半ごろから停滞し、事件前の書き込みは11月18日の「晴明公」を名乗る人物による、
「東条さんは、てはずととのっとるって言うってったなあ。悪神道、悪仏教、悪キリスト使いたそうやな」
なる意味不明のものが最後となっている。
一方、殺害された長子さんは8月からブログを開始、事件当日までほぼ毎日更新していた。
内容の多くは神職の日常をつづったものだが、中には「ある神社の神主」によるセクハラ行為への怒りや、「怪文書」への言及などもある。8月26日の「お金では買えないもの」という記事には、誰かを名指しする形ではないが、こんな述懐が含まれている。
「阿修羅の道を歩いてしまうと、その地獄からは中々抜け出す事が出来なくなります。自分の両親や妻子を捨て、質の悪い人間に騙され欲望のままに暮らし、質の悪い人間と共に生地獄に落ちた人達は、疑心暗鬼等の鬼の世界に支配され、自分達の不幸を全て他人のせいにして、自分達の行いと向き合おうとせず、抜け出せない生地獄のループに陥るのです」