【あさイチ】(NHK総合)2017年11月29日放送
「すべて性ホルモンのせいだった!~男性ホルモン編~」
近頃夫の様子がおかしい。元気がなく、休みの日は寝てばかり。何事にもやる気が感じられず、「夜の営み」もご無沙汰...。
こんな症状がみられたら、精神的な問題を疑う人は多いだろう。しかし、本当の原因は「男性ホルモンの減少」かもしれない。
不眠やイライラ、筋力低下を引き起こす
女性の更年期障害はよく知られているが、男性にも更年期がある。
主な男性ホルモンの「テストステロン」は、骨・筋肉・血液・精子を作る、メタボリックシンドローム・動脈硬化・高血圧予防など、体への作用のほか、やる気や判断力を高め、自律神経も整える。
分泌が低下すると、「頭痛」「不眠」「イライラ」「めまい」「パニック」「ほてり」「不安」「発汗」「やる気の低下」「頻尿」「性欲の低下」「筋力の低下」「冷え」など、20以上の症状があらわれる。
男性のテストステロンの分泌量は生まれる前、生まれた直後、思春期にピークを迎え、その後は減少する。老化だけでなく、仕事などで強いストレスがかかっても、一時的に男性ホルモンは減る。